【初心者】株式投資を初める人、初めた人へ

【初心者】シリーズ

■株式投資の初心者の心構え

株価は波打つ(上下する)ものである
売買する時は、理由を考える
瞬間的に「チャンス!」や「ヤバい!」と思ったら、画面を見るのをやめる
致命傷でなければ再挑戦できるので当初の気持ちを忘れない
他にも色々ありますが、まずは、これを前提にするだけで「大失敗」することは、減るかと思います。

株式投資を初めようとしている人、初めたばかりの人は、陥っていないか気をつけてください。
せっかく「より楽しい生活を」と思い株式投資をするのに、それを台無しにしてしまう恐れがあります。

そもそも投資はリスクがあるものという前提ではありますがあくまでもお金のリスクです。
楽しい生活がなくなるリスクはとらないようにしましょう。ご注意ください。

■株価による精神攻撃に注意

それは何かというと「株価による精神攻撃」です。
これにより、気づかないうちに「失敗」や「私生活の乱れ」が起きているかもしれません。

というのも、株式投資を行う上で失敗してしまう原因のひとつが
不安な気持ち」による行動(売買)です。
俗に「狼狽買い」や「狼狽売り」と呼ばれるものです。
平たく言うと「精神的にパニック状態での売買」です。

また、株価が気になりすぎて私生活に影響がでてしまったり、
株価が下がってくると落ち着かなくなってしまう。などの状況もあります。
(当時はわかりませんでしたが、のめり込んでいた職場の上司が株価が下がったことで飲み会どころではない。という感じで普段は気さくな方なのに、ずっとテンションが低かった事がありました。)

みんな分かっているようで実は、直面すると思った以上に精神的に”くる“のです。

例えば、
・株を買う前
・株を買う時
・株を買った後
・含み益になった時
・含み損になった時

で、それぞれ実際に直面すると想像していた精神状態とは違う事が多いです。
個人個人の性格にもよるところではありますが、だいたいの感じです。

・株を買う前
 ワクワクと不安とが入り混じっている状態
 色々調べたり、ある程度納得した銘柄を見つけ買おうとする
 銘柄探しが少しずつ楽しくなり、若干の夢をみてポジティブ
 ↓
・株を買う時(注文を出す時)
 ドキドキと悩み状態 (達観してエイヤーで買える人もいます)
 買う前は「これだ!」と決めたはずなのに、株価が上下しているのを見て
 「もう少し安く、もう少し安く。。」と考えてしまったりして、なかなか買えない
 失敗したら怖いというのが強くなる瞬間
 (良くも悪くも)数日買えない状態になるときもある
 ↓
・株を買った後
 達成感と若干の戸惑い状態(買ったから放置と言って数日放置する人もいます)
 「これで買えたのか?」と買えた状態がいまいち確信が持てず、
 いろんな画面を行ったり来たりして確認する感じ。
 ↓
・含み益になった時
 ほっとして、「才能あるかも」とちょっと慢心気味になる
 上がり幅が大きいとどこまでも行くような感じがしてしまう。
 もっと買っておけばよかった。と思う
 ※長い、含み損から含み益になった時は、すぐ手放したくなったり。
 ↓
・含み損になった時
 どこまで下がるのか不安で仕方ない状態
 色々ネットなどで調べたりする、掲示板とかも見てしまい余計不安になる
 大体「損切り」大事という記事が出てくるので「損切り」するか悩む

などなど、一例程度ではありますが、買う前〜買った後、
株価でだいぶ精神状態が変わるかと思います。

■浜辺から眺めるぐらいの感覚がちょうどよい


さらに「株価は必ず、波を打って推移します

株価を終えば追うほど、上下するので、精神状態がその分揺さぶられるわけです。

さらに、「リーマンショック」や「コロナショック」などニュースになるような
全体的に株価が下がるようなことが、ある程度不定期にやってきます。

そんな荒れ狂う株式の海の中で泳いでいたら、それはそれは大変です。
なので、まずは浜辺から眺めるぐらいの感覚がちょうど良いと思います。

■株の売買は「理由」を考える

株を売るとき、買う時は必ず心のなかでも「理由」を考えるようにするとよいです。
まずは難しく考えず、理由は自分が納得すれば何でもOKです。

Q.なぜ、この銘柄を、この株価で、今買う/売るのだろう?

A1.この銘柄は、優待がなく配当利回りよりも含み益が出ているので、今月のカード支払いに備えて、今の株価で売る。
A2.この銘柄は、含み損だが、明日権利確定日の銘柄を買うための資金として、今の株価で売る
A3.この玩具メーカーが好きだから!今の価格で買う!

などなど。。。だいぶ雑な例ではありますがw

何事もそうかもしれませんが、株の売買においても何かしら「理由」を考えると
自分の頭の中も整理ができて、後で「失敗したー」となることが少なくなると思います。
また、もし失敗したとしても「この理由で売買しまったから」と
反省点もはっきりしているので、次に活かしやすいです。

やりながらでも、いろいろと指針となるものを自分の中で構築していくのが大事です。
何事も継続は力なり、です。

インターネットで調べると株について色々と出てくると思います。
「テクニカル分析」
「ファンダメンタルズ」
「アノマリー」などなど、
普段生活しているうえでは耳にしないワードがたくさんです。

■どんなに調べても未来は分からない

どんなトレーダーさんでも未来の株価が分かる人はいないと思います。
全ては確率の話であって未来を正確に知ることはできません。
なので、
テクニカル分析が分からないから。。。
ファンダメンタルズをきちんと勉強していないから。。。。
できなくても大丈夫です。
全ては、それっぽい雰囲気ぐらい気楽な要素です。
学歴など全て関係無くできるのが株式投資だと思います。


色々かっこいい感じで記載があったり言ったりしていますが、
全てはひらたくいうと、「あがりそうな雰囲気です」「下がりそうな感じです
という話でしかありません。
アタリもするしハズレもします。

「いつ、どの銘柄が、いくらまで、上がるのか/下がるのか」が分かるなら別ですが、それがわかればみんな大金持ちになっているというお話です。

■生活費で株は買ってはいけない(大事)

株式投資(現物)の最大損失は、購入した株価が最大です。
※信用取引をしだすと話がかわるので、まずは「おばあちゃんが信用取引だけはするな」と言っていた事を思い出してください。

含み損が致死的な額になるつまり「生活費で株を買う」
みたいな事をしなければ、不安材料は軽減されると思います。

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