以下は、投資信託「FANG+」「SCHD」「アライアンス・バーンスタイン・米国成長株投信Dコース毎月決算型(為替ヘッジなし)予想分配金提示型」の直近10年間のトータルリターンを比較した結果です。
トータルリターンの比較
投資信託 | 10年トータルリターン | 年率リターン |
---|---|---|
FANG+ | 約453.06% (設定来) | 約41.45%(推定) |
SCHD | 約193.4% | 約11.4% |
AB・米国成長株投資Dコース | 約421.49% | 約17.77% |
詳細分析
FANG+
- 主に米国の大型テクノロジー企業(Facebook, Amazon, Netflix, Googleなど)を対象とするインデックス型ファンド。
- 設定来で非常に高いリターンを記録しており、特に2020年以降のテクノロジー株の急成長が寄与。
- ただし、リスク(ボラティリティ)が高く、短期的な下落局面では大きな損失も発生する可能性がある。
SCHD
- 高配当株ETF「Schwab U.S. Dividend Equity ETF」に連動するファンドで、安定した配当と株価成長を特徴とする。
- 過去10年のトータルリターンは約193.4%、年率リターンは約11.4%と安定的。
- 配当利回りが高いため、インカムゲインを重視する投資家に適している。
アライアンス・バーンスタイン
- 米国成長株を中心に投資するファンドで、S&P500をベンチマークとする。
- 過去10年のトータルリターンは約421.49%、年率リターンは約17.77%。
- 毎月分配型であるため、分配金を受け取る形での運用が可能。ただし、分配金再投資を行わない場合にはトータルリターンが低下する可能性もある。
結論
- FANG+ はテクノロジー株の成長による高いリターンが期待できるが、ハイリスク・ハイリターン型。
- SCHD は安定した配当と中程度の成長率を持つため、長期的な安定運用に適している。
- アライアンス・バーンスタイン は成長株への投資により高いリターンを実現しており、バランス型の選択肢として魅力的。
各ファンドの特性や投資目的に応じて選択することが重要です。
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