■「お金」に対する考え方が分かると不安は軽減される
2020年に第一子が産まれる事をきっかけに子供のためにと株式投資をはじめて、現状投資での通算成績はプラスの状態です。
2022年に第二子も産まれ、今では2児の40代パパです。
■2021年1月時点、金融資産:約30万
■2023年3月時点、金融資産:約1,000万
(共働きです)
経済知識ゼロ、お金にも無頓着でした。
株をやり始めた事をキッカケにお金や経済について多少勉強しました。
結果的にまさに「資産形成」をしていたという状態です。
(※資産形成=資産がない状態から資産を築き、将来の不安を軽減)
以前は、漠然と子供にお金がかかる!と不安でしたが、
お金に対する考え方が分かり、不安が軽減された気がします。
投資をはじめて3年。
よくある40代〜50代の「資産形成」「リスクのとり方」「メリット・デメリット」などなどの記事はありますが、平凡無知な投資初心者の40代サラリーマンが、実際に投資をして、お金について勉強し、体感して思ったこと。
「お金に対する不安の対処法」は
「いつお金が必要なのか」を考え、
「状況に合わせて暮らせるように生活レベルを調整」していき
「今やれることをやる」
でだいぶ軽減される。ということです。
意識するだけでも、だいぶ変わると思います。
■「いつお金が必要なのか」を考える
僕の場合は、ざっくり、必要なお金のタイミング(時期)としては「今の生活資金」「子供の学費」「退職後のお金」です。
当たり前のことかもしれませんが、言語化にするとイメージしやすくなるのでおすすめです。
必要なタイミングの周期のイメージとして
①今の生活費(短期サイクル)
今の生活をするために必要なお金
光熱費や家賃、通信費、医療費などなど「短期の収支サイクル」で必要なお金です。
1ヶ月かけて貯めたお金を1ヶ月かけて使うサイクル
②子供の学費(中期サイクル)
子供が学校に通うようになった時に必要なお金
ランドセル代、入学費、習い事など「中期の収支サイクル」で必要なお金です。
2〜3年かけて貯めたお金を2〜3年かけて使うサイクル
③退職後のお金(長期サイクル)
退職後の生活費として必要なお金
現時点(40代)では、20〜30年後の話なので「長期の収支サイクル」で必要なお金です。
20年かけて貯めたお金を20年かけて使うサイクル
※よく「老後資金」など言われますが「老後っていつやねん」となってしまうので退職後や65歳など。明確にしたほうがシンプルになり考えやすくなります。
■「いくら必要か」より「いくら貯められるか」が大事
「いくら必要か」を試算すると、あれよあれよという間に膨れ上がるだけです。
この時までに、「いくら貯められる」か大事です。
出来ることを積み上げていくのです。
特に、子供にかかる費用などは考えたらまさにキリがないです。
お金をかけようと思えば、いくらでもお金がかかるように試算できてしまいます。
「いくら貯められるか」であれば、今の現状の収支から試算がしやすいので明確になります。
現状「いくら貯められるか」が見えてきた時「いつお金が必要なのか」と照らし合わせるとお金に対する不安軽減に近づいてくるかと思います。
「いつお金が必要なのか」→「(その時までに)いくら貯められるのか」です。
「いくら貯められるか」の手法に、働く。投資する。メルカリする。などの手法があるという事です。
「いくら貯められるか」に合わせて「暮らせるように生活レベルを調整」していくということです。
■よくある「いくらあったら何年暮らせる?」的なのは無駄
「いくらあったら何年暮らせる?」を考えるのは無駄でした。
(雑談程度にするには楽しくていいですね。)
「子供が成人するまでにはいくら必要」
「老後はいくら必要」
なども、よくありますね。これらも自分に当てはめるて考えるの無駄でした。
住んでる場所や生活レベルや収支など、人それぞれなので参考になりません。
大切なのは「収支をどのようするか」だけ、です。
「身の丈にあった生活」とはまさにです。
ネガティブな印象もあるかもしれませんが、考え方としてはごもっともな事だと思いました。
「状況に合わせて暮らせるように生活レベルを調整」すれば、いくら必要かは人それぞれになりますし、10万円しかないのに100万円の生活はできません。
月収10万なら10万の生活。月収12万なら12万の生活。です。
ちょっと乱暴な気がするかもしれませんが、分からない未来を考えすぎるのは、不安材料を増やすだけなので、今やれることをやるのが大事です。
■40-50代の資産形成の出遅れ、有利不利とか無い
何歳だから、投資していないと出遅れているなどはあるとは思いません。
「今やれることをやるのが大事」です
「出遅れ」とか「10年前からだったらやっていた」など、言い出したらきりがないです。
「10年前から、投資していたら」「20年前から投資していたら」
多分10年前、20年前に投資を始めたとしても同じ事を言っている気がします。
今買おうが出遅れなどはありません。
10年前と今の結果が分かっているから出遅れたと感じてしまうです。
■40-50代は、現金が多く有利、収入が多く有利とか無い
資産形成でよく出てくる投資ワードですが、投資することにおいて40-50代が有利なことなんてありません。
現金が多かったり、収入が多くても投資は失敗します。
有利なわけではありません。
「購入できるお金がある」=「投資できる」というだけです。
また、現金を多く持っている時点で「資産形成」はできています。
有利不利ではなく「資産形成」できています。
貯蓄/貯金も資産形成のです。
投資だなんだ考える前にまずは「いつお金が必要なのか」「いくら貯められるのか」を考える方が良いです。
投資額の分だけリターンもリスクもあるので「有利だ」「利点だ」と過信しない方がよいです。
■僕が「株式投資」をはじめたワケ
子供ができたことで「いまは死ねない」という気持ちが強くなりました。
金銭面で生きるための工夫として桐谷さんの「株主優待で食いつないだ話」や知り合いの「コロナ禍を株の売却で食いつないだという話」を聞き興味を持ち「株主優待」「配当」などお金に関わる機能がある事が分かったので手法として選びました。
詳しい内容や「資産形成」の手法として選んだものは、保険や不動産など他にもありますが、別の記事にて。
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